2015年6月8日月曜日

初めての日本語がソレって。


お出かけ、来客で忙しい日々を過ごしております。

ドイツの6月。

今年は雨量が少なく、畑はカラッカラの大災難なんだけど、毎日天気も良く暖かい
パーティ日和が続いてます。

週末は必ずパーティー。

夜は10時頃まで明るく、庭でも過ごしやすい季節。

ドイツの夏は短いので、これからしばらくの間、みんな本気モードで遊びます。



先日、親戚来訪の夕食の席での話。

一人はバーデン地方からやっきたマーの叔母と、もう一組はエッセンからやってきた
叔父夫婦。

叔母は私も去年お目にかかったことがあるんだけど、叔父はマーも初見だったそうで。

親戚でも、住まいがドイツの端と端。
それに、義父母とはまったく違うタイプの人間なので、そう会う機会も少なかったそうで。
にしても、40年ちかく生きてて初めて叔父に会うとは、疎遠にも程があると思ったり。

今回はマーのオマが90歳の誕生日を迎えたので、それもあっての訪問だったそう。


そんな初対面同士、実家の庭でテーブルを囲っての団欒中。
となりに座っていた叔母が、最近読んでいるという日本の本を話題に持ち出し。

「日本流のマッサージとか、気の流れがなんたらかんたらとその「chin chin chitsu」という
本には書いてあってね。」

と、一生懸命説明する叔母。元小児科医。

えーと、あー、はい?

今、なんと仰いました?

マークスはすかさず 「Chin chinっていうのは日本語で○○の意味だよ、ハハハ」と、皆も
一同ハハハと。

ところで「Chitsu」ってどういう意味か?マーに聞かれ、私はそんなことココで言える筈がないと
想いながらも

医療用語で ○○の意味ですと、小声で説明した。

すると、「えー、それって○○の意味だってさー、ワッハッハ」、一同声を揃えて大爆笑。

でもみんな心の中では「この叔母さんは何つー本を読んでいるのか」と思ったはず!


はっきり言ってね、下ネタですよ、こんなの。

でも、何度言ってもらっても「chin chin chitsu」にしか聞こえなくて、しかも何度も何度も
ハッキリとそれを口にし、みんなまで口にしだして議論が始まる。

なぜにそんなタイトルなのか。

色々な憶測が飛び交う。

「それは、もしかしたら陰陽に関係するから、そういうタイトルなのではないか」という意見には
流石にみんな腹をかかえて笑ってたけど。

「ほらだって、アレとアレはさ、凹凸の関係で、まさに影と陽で、東洋医学に関係してるなら、、、」


えーーー、そうなの??


そんな理由だったとしても、そのタイトルはないだろうと、しかも良く考えてみてくださいよ。

なに、そのタイトル。バカじゃないの。

そんな本がもし本当にあったとしたら、日本の恥だ。

私はその言葉を漢字に置き換えて「心身」「深々」「心神」かもしれないと、必死に説明を
加えるが後の部分はなかなか思い浮かばない。


「地図」かもしれないし「室」かもしれない。

間違っても「chin chin chitsu」という成句は存在しませぬと、はっきり言っておいたけど。

そして、日本語の「ち」「し」「じ」の発音の難しさについても触れておいた。

これ、よくいろんな人に聞くんだけど、こっちの人って「しちじ(7時)」この3文字の違いが
はっきりとわからなく、「じじじ」に聞こえるという人が圧倒的に多い。

だから翌朝マーとその話題になって、彼が案の定「jinjin jitsu」と言った瞬間に「あああああ!」
そうだったのかと、やっと腑に落ちた。

そう、あの部分は「術だ」

テクニークのことよ、テクニーク。

そして、すぐさま「心身」という言葉も浮かんだ。

「心身術」。

こんな言葉聞いたことないけど、なんだそれなら全部がつながるじゃないの。

もぉー、何が「ちんちんちつ」だよ!

70過ぎたジジババが、下ネタで盛り上がってんじゃねーよと 
90歳のオマ、一番盛り上がってんじゃねーよと 笑

ああ、でも面白かった。

・・・・・翌日、謎が解ける。

叔母が持ってきたその本には 「jin shin jyutsu」 と書いてあった。

「人身術」

前日の誤解を解くために、また一同会した席で私は堂々と意味を説明することができ
一件落着。

といっても、聞いたことないけど「人身術」

多分レイキみたく、日本生まれだけど日本よりもポピュラーな体を整える術みたいなもの
だと思うけど。

それにしても、この親戚たち。
初対面の日本人に、これまた変な日本語を教わったもんだ。
 

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