2016年11月2日水曜日

ネンネトレーニングと持論


くり坊くん2歳4ヶ月。

赤子からこんなになっちゃう時の早さに切なくなります。

これまでの育児、その時その時で大変なこともあったかもしれないけど忘れちゃった。

きっと母親というのは、明日の育児も頑張ってできるように、大変なことは忘れるように
できているのではないかと思ったりもします。

幼稚園に通いだしてから3か月。
最初は午前中の3時間だけ預かってもらい、食事とお昼寝はお家でというリズムで過ごしました。

1か月程前からは、お弁当をもたせて昼寝もしてもらい、朝の8時から午後2時までの6時間
幼稚園で過ごしています。

私は大分自分の時間が取れるようになり、やっとやっと、ひと段落着いた感じです。

幼稚園に通いだしてからは、個性が一段と強調されてきていて、集団行動を通して見る
我が子の成長っぷりにも目を見張るものがあります。

言葉、表情、知能、身体能力。

毎日毎日新しい何かを吸収してハツラツと帰ってくる姿は、今ならではの可愛さというか
とにかく、毎日くり坊君を見てるのが楽しくて仕方ないです。


ま、溺愛ぶりはこれくらいにしておいて。。。。


成長の証の一つとして、我が子のネンネ事情をご紹介。

ドイツでは、他の欧米諸国同様、子供は小さいうちから一人で寝かせるというのが一般的です。

どのくらいからかは各家庭によってまちまちだけど、我が家は1歳ぐらいの時からは
もう一人で寝かせろと、口すっぱく言われたものです。

理由は子供の自立心を育むためだとか、親も自由な時間が必要だからとか。

まあ、私は添い寝文化の日本から来た人だし、そもそも一人で寝かせることだけで
自立心など育つわけがないと思っていたので、聞いたふりだけしてました。

くり坊はタイプ的に言うと、入眠まで時間が掛かるけど、寝てしまえば朝まで起きない子。
大変なのは寝かしつけることだけでした。

ベットに入って1時間ぐらいでようやく寝付く感じ。

その間私はその後待っている自分時間の為に、目を閉じずに必死で色々考え事をしながら
布団から出られる時を待つのです。

イライラする時もありました。

だけどようやく呼吸が深くなってきて、完全に寝に落ちた瞬間の寝息を聞くことは
1日を終える儀式のようでもありました。

時間がかかるのは仕方ないけど、くり坊くんの安心感を優先に。
それを苦に思ったことは、不思議とありませんでした。

これに耐えられなかったのが、マークス。

添い寝することを時間の無駄とまでは言わないけれど、長い時間をかけて寝かしつけた後
イライラしてる感じが犇々と伝わってくる。

「やっぱ一人で寝かせるべきだ」

そう言うもんだから、いわゆるネンネトレーニングをしたこともありました。

一緒に布団に入って、泣いても叫んでも5分で出てきて、10分泣かせてまたベットに戻り
また5分で出てきて。。。。というのをくりかえしてくうちに、そのうち一人で寝るようになる
というやつ。

この子の為にと心を鬼にしてやっていたのはマーだけで、私はどうしても気が乗らなかった。

だけど、一人で寝てくれたらなー、という思いもあったので何回かやってみたけど、結局
私の心が折れそうだったので、やめることにしました。

それはある日の夜、泣き叫んでないと思って様子を見に行くと、真っ暗な部屋のドアの前で
スリッパを両手に持って、無言で立っていた坊の姿を見たとき。

こんなことをするのに、なんのメリットもないと心の底から怒りみたいなものが込み上げてきたのを
覚えています。

将来自立した人間になる為だかなんだか知らないが、そのために今からするトレーニングで
今まで築いてきた信頼関係が崩れる方がよっぽど恐ろしいと思った。

寝るときだけだとは言え、泣き叫んでも来てくれない親をどう思うか?
子供の心で考えれば答えは簡単。

寂しいに決まってる。

だったらつべこべ言わずに、ただそばに居てあげればいいじゃない。


トレーニングなんて大人の都合、大人の要望でしかない。

それに今だけだよ、ママー、パパーって泣き叫んでくれるのも。

あと数年したら、抱っこもさせてもらえなくなるし、一人で寝るからあっち行ってとか言われる日が
必ず来る。

それが分かっているのに、なぜそんなに急ぐ必要があるのか。

私がそれをマーに必死で説くと、彼も分かってくれたようで、それからというもの添い寝を
喜んでするようになった。

一方、マーの両親やオマからは、まだ一人で寝ないのかと度々聞かれることがあったけど
一度切れ気味に自分の意見を述べてシーンとなって以来、話題に上がることはなくなった。

住宅事情もあるけど、日本の赤ちゃんや子供たちなんて、みーんな親と寝てるって。
でも、みんなちゃんと大人になってるでしょう!

なので私的には「自立心を育む説」却下!!!!

いいじゃん、最初の数年ぐらい子供に振り回されて、自分の時間が無くなったって。
この時間というのは二度と戻ってこないんだから。


ところでくり坊君のネンネ事情。

ここ1週間程前からどういう訳か、もう一人で寝るようになった。

布団に入って本を読んで、電気を消して3分。
「ちょっとトイレ行ってくるね」と言うと、すかさず「Ja.warten!」(うん、待ってる)と言う坊。

私はそのまま部屋を出て、終了ーーー。

もう寝ているのか、一人で寝ようとしてるのかは分からないけど、泣いてないので
戻る必要もない。

おやすみと言って部屋を出ようとすると、多分泣く。

だけど「待っててね」とは言ってないから、嘘はついてないよね。

 さっきなんて、電気消したら「Augen zu....」(目を閉じてー)とか言っちゃって。
幼稚園でのお昼寝の経験がものをいってるんだな、きっと。


こういう日が何の前触れもなく突然やってくるんだから。


子供のこういう自発的な行動をどこまでも尊重してあげれば、自立心なんてものは
親が導かずとも、勝手に育くまれるものなんだろうなと、日々わが子を見ていて思うのです。

うれしいけど、反面母は寂しくてしょうがない。

寂しいから、今日もこっそり坊の布団にもぐり込んでしまおーっと。

2 件のコメント:

  1. ドイツはやっぱり子供部屋に一人で寝かせる人が多いですね。
    日本人の友人(旦那さんはドイツ人)でも結構そうしている人はいました。
    「私が耐えられないから」とか言ってたっけ。。。

    しかしくり坊くんのスリッパ仁王立ち、うわ、だめです。(T_T)
    トレーニング却下に賛成です!!
    小さくてもそういうの、どこかで残る気がします。
    本当にね、今しかない時間です。
    大切にしてあげてください。

    うちは仲のいいオランダの友人家族が「子供が大きくなるまで家族全員4つのマットレスを敷いて一緒に寝ていた」、というのを聞いていたのでそうするつもりでした。が、住宅事情でそういう訳にもいかず、いつしか子供と私だけが一緒に寝るように。娘は10歳になって「一人で寝る」宣言をして卒業、11歳の息子は今一人で寝たり、私と一緒に寝たり半分半分です。もう一人で完全に寝れるけど、私が引き留めてるような。(苦笑)

    大丈夫、ちゃんとそのうち「一人で寝るから」って言いだしますから~。

    返信削除
    返信
    1. スリッパ仁王立ちは私がもうトラウマです。
      思い出すだけでゾッとします。
      そんなことがあってもドアの前に布団を敷けばいいんじゃないかという旦那との
      信頼関係も崩れそうになりました。
      そんな時期もあったなー。

      こっちでも家族で寝てるところはありますね。
      でもCOXさんの11歳まで一緒に息子さんが寝てくれる情報、なんだか嬉しいです。
      10歳までだとしても、あと8年。8年なんてあっという間ですよね。
      今やっと一人で寝ることができるようになったんですが、
      思い切って、家族で川の字宣言してみようかなー。笑

      削除