2017年2月18日土曜日

奇跡再び


バカ、バカ、バカ、私。

本当に、自分が自分で嫌になる。


電車に乗ってライプツィヒに出かける用事があった木曜の朝。

家を出て1時間以内に起こったことを。

9:00 くり坊くんをバギーに乗せて、自宅を出発。
駅まで20分の道のりを歩いてゆくつもりが、間に合わなさそうだったので、
ちょうど通りかかったバスに乗り、駅にむかう。

9:15 駅に到着。終着駅なので全員降りて、私が最後の乗客だった。
そして、バスから降り10秒後ぐらいに背中が妙に軽いことに気づく。

「リュックがない!!!」 

まさかのリュックまるごと置き忘れ。 冒頭のバカバカの所以。

バスの方を振り返るも、時すでに遅し。


 あと5秒早く気づいてたら間に合ったのに、追いかけるも虚しく、バスは去って行った。


そうだ、電話だ!

でも、電話リュックの中だった。チーン

財布だってもちろん。

終了~~~。

唯一、家の鍵と乗ってきたバスの切符はポッケの中に入っていたので、とりあえず実家に
行こうと、丁度停まっていた発車寸前のバスに飛び乗った。

切符が1時間有効というのが救いだった。

バスの車内で、本当に泣きそうになった。
悔しさと自分のバカさ加減を、言葉にして叫びたかった。

どうしよ、どうしよ、どうしよ。

くり坊君はそんな母を他所に

「電車乗らないの?」
「電車乗りたいよ」

と、訴えかけてくる。

そりゃそうよ。

昨日の夜から、これから向かうはずだった子供の集まりで歌う歌の練習もして、楽しみに
してたのに。

行きのバスでも歌っていたのに。

「ごめんね」しか言えなかった。

ママバカだよね、バカだよねと言って、坊の膝の上に顔を埋めた。

9:35 実家に到着。こんな日に限って義理両親揃って外出中。

9:40  在宅勤務をしている友人のところに駆け込む。事情を説明したら有無も言わず
バス会社に電話してくれる。

しかし、リュックが置き去りにされているであろうバスは、今も街を巡回中で、事務所には
まだ届いていないとのことだった。

12時にもう一度電話してくれといわれるが、彼女が気を効かせて、自宅の電話番号を相手に
伝えてくれ、見つかったら一報入れるように頼んでくれた。

あとは、天にお任せするしかない。

最悪リュックごと誰かに持ちさられたら、戻ってくる望みなどない。

財布にはもちろん、大事なものがもれなく入っている。

それが無くなったら、、、悪用されたら、、、再発行の手間。。。。

震えた。血の気が引いた。

しかし、そこにいても事態は何も変わらないので、家に帰ろうとしたその時、電話が鳴った。

リュック、あったって!!!!

なにこの早すぎる展開!
しかももう事務所に届いているとのこと。

「次の電車間に合う?だったら取りに行っちゃおう!」


ここでもめっちゃ気が効く友人が、仕事そっちのけで車を出してくれて、バス会社にリュックを
取りに行き、その足で駅まで送ってもらった。

10:15 事件発生から1時間後、今度はちゃんと背中にリュックの重みを感じながら
駅の前に立っていた私とクリ坊。

何事もなかったかのように、1時間遅れの電車に乗って無事目的地へと向かったのでした。


これねー、実はドイツで一度やったことがあるんです。(その時の記事

その時は財布だけベンチに置き忘れたんだけど、運よく拾われ、30分後には手元に戻り。

落とし物や忘れ物は良くするんです。(自慢じゃないけど。。。)

だけど、いつもちゃんと戻ってくるから、その出来事が痛手にならず、気が抜けてしまう。


1年ぐらい前には、空港で手荷物のリュックを置き忘れ、坊のオムツを換えようとトイレに
行った時に思いだして。

その間10分ぐらい。

運よく同じ場所に置いてあったけど。

こんな話きりがないのです。

しんどい。。。


今回のこと、考えてみたら私の不手際にそぐわない位、神対応してくれた周りの方々のお陰。

時間帯も午前中で、バスの乗客の9割は病院や買い物へ行くお年寄りだったこと。
誠実なご老人が、すぐさま運転手さんに渡してくれたんでしょうね。

その運転手さんは、多分仕事が終わり営業所に向かい、たまたますぐに事務所に届けられた。
じゃないとこんな早くに届くはずがない。

そしてなんといっても、やりとりしてくれた友人。

私が電話するべきだったんだけど、なんといっても彼女も大焦りで、何から何まで
取り仕切ってくれた。

私はといえば、リュック置いてきただけで、なにもしてないよ。。。

はぁ、不甲斐ない。

この御恩はどこかで返さなければ。


しかし、世の中いい人がいるものです。

と、そこに甘んじるからいけないんだな。

今度こそ、この落とし物の運は使い果たしたと思い、気を張って生活するよう、
こころがけましょう。


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